華南海域における港湾都市の形成と変容過程に関する研究

• 研究課題/領域番号: 23760608
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 建築史・意匠
• 研究機関: 法政大学
• 研究代表者: 恩田 重直 法政大学, エコ地域デザイン研究所, 研究員 (80511295)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 都市空間史 / 華南海域 / 港湾都市 / 租界 / 都市改造

研究概要

本研究では、華南海域の港湾都市を対象として、その成立・変容・再編の過程を都市空間や建築に着目しながら、現地調査にもとづき明らかにした。明代以降の華南海域における港湾都市の成立には、14世紀後半に整備された軍事拠点が都市建設の契機になっていることを見出すとともに、租界の形成は既成の市街に制約を受けながら展開したことが明らかになった。そして、民国期の都市改造事業は、1920年代後半以降に広州で樹立された国民政府が中国を統一していく過程で進められていくことを見出した。

研究成果

• [雑誌論文] 広東省・雷州内城における住宅の空間構成について (2013)
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 雑誌名: 民俗建築 巻: 第143号 ページ: 38-43
• [雑誌論文] 「広東省・雷州内城における住宅の空間構成について」 (2013)
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 雑誌名: 『民俗建築』 巻: 第143号 ページ: 38-43
• [雑誌論文] 広東省・雷州における騎楼の建設過程 (2012)
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 雑誌名: 民俗建築 巻: 第141号 ページ: 14-20
• [学会発表] 中国南部の都市形成と空間編成 (2013)
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 学会等名: 日本建築学会(大会、建築歴史・意匠部門PD、距離と方位から捉える都市と住まい : どこに「都市」は成立するのか)
  • 発表場所: 北海道大学(北海道)
  • 年月日: 2013-08-31
• [学会発表] 広東省・雷州城内における住宅の空間構成について (2012)
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 学会等名: 日本民俗建築学会(大会)
  • 発表場所: 宮城大学(宮城県)
  • 年月日: 2012-05-19
• [学会発表] 広東省・雷州における騎楼の建設過程 (2011)
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 学会等名: 日本民俗建築学会(大会)
  • 発表場所: 愛知淑徳大学(愛知県)
  • 年月日: 2011-05-21
• [学会発表] 厦門城市史 : 建築與城市空間 (2011)
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 学会等名: 2011年閩南文化国際学術研究討論会
  • 発表場所: 台湾国立金門大学図資黄進益国際会議庁(台湾)
• [学会発表] 「中国南部の都市形成と空間編成」
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 学会等名: 日本建築学会（大会建築歴史・意匠部門PD）
  • 発表場所: 北海道大学（北海道）
• [学会発表] 広東省・雷州城内における住宅の空間構成について
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 学会等名: 日本民俗建築 学会
  • 発表場所: 宮城大学（宮城県）
• [学会発表] 広東省・雷州における騎楼の建設過程
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 学会等名: 日本民俗建築学会
  • 発表場所: 愛知淑徳大学
• [学会発表] 厦門城市史：建築與城市空間
  • 著者名/発表者名: 恩田重直
  • 学会等名: ［門／虫］南文化国際学術研究討論会(招待講演)
  • 発表場所: 台湾国立金門大学
• [図書] 図説民居 : イラストで見る中国の伝統住居2012 (2012)
  • 著者名/発表者名: 王其釣著、恩田重直監訳、押川雄孝・郭雅坤訳
  • 総ページ数: 204
  • 出版者: 科学出版社東京株式会社
• [図書] 図説民居：イラストで見る中国の伝統住居 (2012)
  • 著者名/発表者名: 王其釣著、恩田重直監訳
  • 総ページ数: 204
  • 出版者: 科学出版社東京株式会社