研究課題/領域番号 |
23760616
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 長崎総合科学大学 |
研究代表者 |
山田 由香里 長崎総合科学大学, 工学部, 教授 (60454948)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 長崎の教会堂 / 鉄川与助 / 大工道具の復原 / 建築技術史 / MANUFACTURE FRANCAISE社 / フランス製鉋 / 世界遺産登録候補 / パリ外国宣教会 / 大工道具 / ド・ロ神父 / カタログ通販 / マニュフランス社 / 世界遺産登録 / 『教会を作った大工道具』出版予定 / ド・ロ神父 / 近代の道具・技術の伝来 / 長崎の教会建築 / 技術の保存継承 / 西欧技術の移入 / カタログ通信販売 / 西洋建築技術 |
研究成果の概要 |
鉄川与助の大工道具の復原を通して、教会建築がどのように実現したのか検討した。 次の4点が判明した。①鉄川与助の時代の技術に通じる人は今やごく限られた人である。②復原鉋の削り形状を青砂ヶ浦天主堂(1910)と頭ヶ島天主堂(1919)で対照させた。聖体拝領台手摺り、階段手摺、窓枠などに合致した。③鉋のひとつはフランス・サンテチエンヌのMANUFACTURE FRANCAISE社製(期間は1902~1910)で、日本でもカタログを通じて購入可能であった。④③の溝鉋はド・ロ神父がもたらした可能性が高い。これは、パリ外国宣教会の宣教師の各地での活躍をカタログ通販が下支えした可能性を示唆する。
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