研究課題/領域番号 |
23760699
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
田中 秀和 島根大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (70325041)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 人工鉄さび / 耐候性鋼 / 腐食・防食 / 形態制御 / 組成制御 / 組織制御 / 分子吸着 / 腐食機構 / 人工さび / 鋼材 / 大気腐食 / 保護性さび粒子層 / 亜鉛処理鋼材 |
研究概要 |
本課題では人工鉄さび粒子の生成,構造,形態とさび層の緻密性,保護性の関係の解明をを目的とし,次のことを明らかにした。(1) 鉄さび粒子の生成は腐食寄与物質から生成するアニオンに強く影響され,SOxが最も影響した。(2) Cu(II)はα-FeOOH粒子の微細化,Ferrihydrite粒子の生成を促進した。(3) α-FeOOHの前駆体であるSchwertmanniteにTi(IV)を添加すると,粒子を微細化し,α-FeOOHへの転移を促進した。(4) EvansモデルによるFe3O4さびの生成はγ-FeOOH>β-FeOOH>>α-FeOOHの順に促進され,FeOOHの結晶安定性に依存した。
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