研究課題/領域番号 |
23760702
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
小野木 伯薫 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 助教 (90375147)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ゼオライト / 水熱ホットプレス / ナノ細孔 / 薄膜 / コーティング / 蛍光体 / ヒートポンプ |
研究概要 |
DCHHP 法による Y 型ゼオライト透明緻密薄膜プロセス確立した。ガラス基板にゼオライト粉末を分散させた NaOH 水溶液を塗布し、二重構造を有するカプセル中に封入し、これをバッチ式オートクレーブに入れて、等方的に加圧・熱処理することでカプセル内部を水熱ホットプレス状態とすることで、透明 Y 型ゼオライト薄膜を得た。薄膜コーティング時における水熱反応と緻密ゼオライト合成プロセスとを比較検討した。薄膜コーティング時にも緻密化組織が得られるような合成プロセスを最適化した。ナノ粒子ゼオライトを用いることで、サブミクロンレベルでの膜厚制御可能な薄膜作製も可能となった。金属基板へのゼオライト積層方法を確立することで、ゼオライトを吸着ヒートポンプ用蓄熱体として使用する際、ゼオライト自身の熱伝導性の低さに由来する問題点を克服できる可能性が示された。
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