配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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研究概要 |
本研究では,宇宙展開構造応用のための新規材料として期待されている形状記憶ポリマー(SMP)複合材料が機能性(形状固定性・形状回復性)を発揮するメカニズムを,実験とマイクロメカニクス解析との対比により検証した.特に,熱サイクル付与の展開試験により,繊維強化形態と展開性能の関係を明らかとし,最適な機能性を有する材料のメゾスケール構造の設計につながる知見を得た.また,機能性の発現は繊維の弾性力やポリマーの特徴的な温度依存特性に起因しており,その観点から得られる微視力学的メカニズムについて熱力学有限要素法を用いて明らかとした.
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