研究課題/領域番号 |
23760846
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
エネルギー学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
竹家 啓 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (70515874)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
|
キーワード | 自然エネルギーの利用 / テラヘルツ波 / メタンハイドレート / 誘電率 / 非平衡 / テラヘルツ技術 / ガスハイドレート / 光学定数 / エネルギー学 / 非平衡状態 |
研究概要 |
ガスハイドレート研究手段として新しいアプローチのため、低温を保ちながら試料交換が可能な分光用冷凍機を組み込んだテラヘルツ分光光学系を構築し、ガスハイドレート及び氷のテラヘルツ帯での基本特性を幅広い温度領域で観測した。テラヘルツ領域におけるガスハイドレートの特性を測定し、上記パラメータの温度依存性、周波数依存性を確認したところ、温度、周波数に対する相関性が見られた。これらの特性が同領域における氷の物性値と異なるため、この差を用いてガスハイドレートの相変化が観測可能であることが示された。非平衡状態においてガスハイドレートを測定したところ、時間波形にシフトが観測され、状態変化を実際に観測していることが判明した。さらに、極低温における氷、重水の氷のテラヘルツ帯での特性も計測した。広範囲における温度特性はこれまで報告されておらず、今後のテラヘルツ工学に利用できる基礎特性も得ることができた。
|