研究課題/領域番号 |
23770014
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 琉球大学 (2013) 弘前大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
鶴井 香織 琉球大学, 農学部, 研究員 (00598344)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 隠蔽色 / 色斑多型 / 頻度クライン / トレードオフ / 体温調節 / 性的サイズ二型 / ハラヒシバッタ Tetrix japonica / 緯度クライン / 標高クライン / 八甲田山/岩木山 / 捕食回避 / 多型 / クライン / 温度適応 / 温度環境 |
研究概要 |
ハラヒシバッタのオスには、隠蔽度を高める「黒紋」の有無に多型がある。体サイズが大きいほど目立つため、体サイズが大きいほど黒紋による隠蔽度向上が重要となる。一方、黒紋はオーバーヒートのリスクを増す。本研究では、多型の頻度における緯度および標高クラインを利用して、温度適応と体サイズが隠蔽色の進化に与える影響について解明を試みた。その結果、オスの黒紋型頻度と体サイズに関連は無かったが、冷涼な環境ほどオスの黒紋型頻度が有意に高かった。これらのことから、ハラヒシバッタのオスに見られる隠蔽色多型は、体温調節の影響を強く受けて進化したことが示唆された。
|