研究課題/領域番号 |
23770020
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
塩尻 かおり 京都大学, 白眉センター, 助教 (10591208)
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研究協力者 |
石崎 智美 新潟大学, 自然科学系, 助教 (20632433)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 植物間コミュニケーション / 匂い / 血縁認識 / 植物誘導反応 / 誘導反応 / ケモタイプ / 進化生態 / 昆虫-植物相互作用 / 国際情報交換(アメリカ合衆国) / 国際情報交流(アメリカ合衆国) |
研究成果の概要 |
植物は、近隣の被害植物から放出される匂いを受容して、被害を受ける前から防衛反応を引き起こし、後の被害を減らすことが知られている。これは、植物間匂いコミュニケーションと呼ばれている。我々は一般性を明らかにするため、野外実験を13科23種に対して行ったところ、18種において匂いコミュニケーションが見られた。さらに、植物が受容する匂いを識別し、血縁度の高い個体からの匂いにより強く反応し、防衛を高めていることを、セージブラシとセイタカアワダチソウの2種で明らかにした。
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