研究課題/領域番号 |
23770027
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 茨城大学 (2013) 東京農業大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
及川 真平 茨城大学, 理学部, 助教 (90400308)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 葉寿命 / 光合成 / 窒素 / 最適モデル / 繁殖 / 群落光合成 / ダイズ / イネ / 呼吸 / 二酸化炭素 / 安定同位体 |
研究概要 |
植物の個体全体の成長が葉の枯死に与える影響を解析した。1)オオオナモミを用いて、支持器官の呼吸速度が高い個体ほど葉寿命が長いことを明らかにした。これは「支持器官の呼吸コストが高い植物ほど葉寿命が短い」という従来の仮説を支持しない。2) ダイズを用いて、葉の枯死の制御には群落内の光環境、窒素獲得、若い組織の窒素要求が関与していることを明らかにした。これらの相対的重要性は植物の生育段階と大気CO2濃度によって変化した。3) 仮説「個体全体の炭素獲得が最大となるタイミングで葉が枯れる」の検証を行った。ダイズとイネでは、窒素の可給性に関わらず、最適タイミングよりも遅く葉が枯れていることを明らかにした。
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