研究課題/領域番号 |
23770032
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 独立行政法人水産総合研究センター |
研究代表者 |
山下 洋 独立行政法人水産総合研究センター, 西海区水産研究所, 研究員 (00583147)
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連携研究者 |
鈴木 豪 独立行政法人水産総合研究センター, 西海区水産研究所, 研究員 (30533319)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | サンゴ礁生態系 / 白化現象 / 褐虫藻放出現象 / 生物圏現象 / 海洋生態 / 共生 / Symbiodinium |
研究概要 |
サンゴは共生する褐虫藻を過剰に放出してしまうと白化すると言われるが,サンゴがいつ,どのぐらいの量の褐虫藻を放出しているかは不明である。本研究では,サンゴからの褐虫藻放出パターンを明らかにするため水槽実験,野外調査を行った。特にサンゴを高水温に晒す水槽実験においては,サンゴから放出される褐虫藻細胞数は水温が上昇すると増加する一方で,サンゴ内褐虫藻の細胞分裂は水温上昇により抑制されることが明らかとなった。したがって水温上昇時のサンゴの白化現象には,褐虫藻放出量の増加とサンゴ内褐虫藻の増殖力の低下の二つの要因が関与していると考えられる。
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