研究課題/領域番号 |
23770085
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
甲斐 嘉晃 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 助教 (30379036)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 多様性 / 系統地理 / 種分化 / 分類 |
研究概要 |
クサウオ科魚類は主に北太平洋で爆発的に種分化した多様なグループである.本研究では,主に遺伝的情報を用いて,その多様性の程度と起源を明らかにする事を目的とした.特に,北太平洋でも閉鎖的な海域である日本海からは,ノトサイカイビクニンを新種として発表した.さらに日本海から得られたアラスカビクニンに類似した1新種についても現在記載を進めている.また,深海性のサケビクニン類やアバチャンにおいて,海域ごとに形態的・遺伝的分化をみいだし.それらが複数の種からなっている可能性を明らかにした.クサウオ科魚類は,大型の沈性卵を産出するために海域間で分化が起こりやすく,これが種分化につながるものと考えられた.
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