研究課題
若手研究(B)
枯草菌のK+/H+アンチポーターYhaTUは親水性タンパク質であるYhaTと膜タンパク質であるYhaUからなり、その機能からイオンチャネルとトランスポーターの中間的な存在であることが推測されている。本研究ではYhaTUの大量調製系の確立と、yhaTU遺伝子への部位特異的変異の導入により、YhaTUの作用機序を解明するための基盤を形成することを目的とした。大量精製系の確立のためにStrepTagIIとHisタグを導入した融合遺伝子を作製した。部位特異的変異の導入においては、56種類の変異の導入に成功した。以上のことから、YhaTUの機能を解析するための基盤を形成できたと考えている。
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