研究課題/領域番号 |
23770175
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 千葉工業大学 (2012-2013) 名古屋大学 (2011) |
研究代表者 |
山本 典史 千葉工業大学, 工学部, 助教 (30452163)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | アミロイド / シミュレーション / タンパク質 / プリオン / 分子動力学 / プリオン病 / カーネル法 / 主成分分析 / アミロイド病 / アルツハイマー病 / 分子動力学法 / レプリカ交換法 / 多変量解析法 |
研究概要 |
プリオン病は,正常型プリオンタンパク質PrPCが異常型PrPScに変化し,PrPScが凝集したアミロイド線維が脳内に沈着することで発症する.プリオン病の初期過程では,PrPCの一部分が変性した過渡的中間体PrP*がPrPScへの構造変化を橋渡しする役割を担う.本研究は,PrP*の構造解析に取り組み,プリオン病の病態機序を明らかにすることを目的とした.PrP*の構造的特徴を抽出する手段として,二次構造情報に基づく新しいカーネル主成分分析(SSPCA)を開発した.SSPCAを適用した結果,PrP*の有力な候補として,PrPCの一部がヘリックス→ストランド転位した特徴的な変性状態を明らかにした.
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