研究課題
若手研究(B)
細菌の飢餓的ストレス下におけるリボソーム合成抑制のメカニズムを明らかにするために、低温電子顕微鏡により100Sリボソームの構造解析を行った。大腸菌では 30S が互いの mRNA の入り口を塞ぐように結合し、黄色ブドウ球菌では、出口を塞ぐような位置で結合していることが明らかとなった。また、大腸菌と類似の HPFを持つ Ervinia では大腸菌の、黄色ブドウ球菌と類似の HPF を持つ乳酸菌では黄色ブドウ球菌の 100S と同様の構造をしており、その結合様式は HPF に依存することが明らかとなった。
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Proc. Natl Acad. Sci. USA
巻: 109 号: 50 ページ: 20643-20648
10.1073/pnas.1215274109
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/general/lab/02