研究課題
若手研究(B)
新しいメラノサイト-ケラチノサイト共培養法を用いて,メラノサイトからケラチノサイトへのメラノソーム転送を解析した.メラノサイトとケラチノサイトの境界でのメラノソーム転送を電子顕微鏡,光学顕微鏡を用いて観察し,さらに,転送されたメラニン量を計測することができた.この系を用いることにより,各種メラニン合成阻害剤のメラノソーム転送への影響を解析することが可能であることが明らかとなった.また,臨床応用として,色素性乳房パジェット病における表皮メラニン分布について解析し,腫瘍細胞に転送されたメラノソームが受動的に経表皮性排泄されることを示し,ダーモスコープがその診断に有用であることを明らかにした.
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