研究課題/領域番号 |
23770248
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
内川 昌則 大阪大学, 生命機能研究科, 助教 (80346147)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 細胞分化 / 発現制御 / 感覚器原基 / エンハンサー / Sox2 / Sall4 / SOX蛋白質 / Sall4蛋白質 / 感覚器形成 / 嗅上皮プラコード / 内耳プラコード / 転写制御因子 / プラコード / 嗅上皮 / 内耳 |
研究概要 |
本研究は、転写制御因子 SOX2 とそのパートナー因子の協調的作用による感覚器原基の特異化機構について研究した。鼻、眼、耳などの感覚器原基は頭部外胚葉に由来し、Sox2が常に発現される。この発現は時期・領域特異的な制御領域(エンハンサー)により制御される。今回解析した NOP1 エンハンサーは、嗅上皮・内耳プラコード特異的に活性を示す。その活性に必須な配列の一つは、SOX2/9と Sall4 により協調的に制御されることを明らかにした。さらにドミナントネガティブフォーム SOX2 は、内耳プラコードで NOP1 エンハンサー活性を阻害したことから、嗅上皮・内耳プラコード特異的な NOP1 エンハンサーの活性にはSOX と Sall4 の協調的な作用が重要であることが示された。
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