研究課題/領域番号 |
23770260
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
甲斐 理武 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (30572573)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 形態形成 / 細胞運動 / 細胞接着 / プロトカドヘリン / リン酸化 / ユビキチン化 / 分子機構 / 初期発生 / Wnt/平面細胞極性 / 細胞骨格 |
研究概要 |
初期形態形成の分子機構を明らかにするため、集団的細胞運動に関わる細胞接着の制御を担うと考えられるparaxial protocadherin(PAPC)の調節の詳細を解析した。その結果、PAPCはリン酸化とそれに依存したユビキチン化を受け、これらの修飾がPAPCタンパク質の局在と安定性を制御することが明らかになった。このPAPC制御のシステムは、ツメガエルの初期発生に必須な役割を果たしている。PAPCの修飾に必要な領域は進化的に保存されていることから、このシステムはほかの様々な系においても重要な役割を果たしていることが推測される。
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