研究課題/領域番号 |
23770274
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
北條 優 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 研究員 (80569898)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 機能進化 / Distal-less / ジテルペン合成 / ゲラニルゲラニル二リン酸 / RNA-Seq / 次世代シークエンサー / 発現解析 / ゲラニルゲラニル二リン酸合成酵素 / テルペノイド / 化学的防衛 / カースト分化 / シロアリ / ヒドロキシメチルグルタリルCoA / HMG-CoA合成酵素 / HMG-CoAレダクターゼ / RNA干渉 |
研究概要 |
シロアリ類の防衛方法の多様性進化を明らかにするために、兵隊の頭部前方の突起構造「nasus」からジテルペンを噴射して攻撃する最も派生的なタカサゴシロアリを用いて、nasusの発生に関わる遺伝子やジテルペン合成に関わる遺伝子の探索を行った。その結果、昆虫の付属肢の遠位部形成に関わるDistal-less 遺伝子がnasus の発生に関わっていることを突き止めた。また、次世代シークエンサーを用いた解析では、ジテルペンの前駆物質であるゲラニルゲラニル二リン酸を合成するまでの全ての遺伝子が同定でき、中でもゲラニルゲラニル二リン酸合成酵素遺伝子の重複、機能改変の可能性が示された。
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