研究課題
若手研究(B)
霊長類ゲノムデータから網羅的に嗅覚受容体遺伝子を同定し、さらに夜行性と昼行性、鼻の構造の変化の代表種の霊長類について、遺伝子領域に限ったゲノム配列であるエキソームデータを大規模シークエンサーによって解読し嗅覚受容体遺伝子を比較した。これらの解析の結果、夜行性と昼行性の生態の変化よりも、曲鼻/直鼻猿類という鼻の形態・機能の変化が嗅覚受容体遺伝子の進化に強く影響し、曲鼻猿類の嗅覚への依存度が高いことが示唆された。
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Gene
巻: 502 号: 1 ページ: 36-39
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Genome Biology and Evolution
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