研究課題
若手研究(B)
視覚が健常なFRT患者の内因性概日リズム周期(τ)を、外界の24時間周期に同調している健常対照者のそれと比較した。6名のFRT患者と17名の健常対照者が、強制脱同調プロトコルという特殊な手法により各個人の体内時計の一日の長さ(τ)が算出された。FRT患者のτは、中間型生活者のそれと比較して有意な延長を示したが、夜型生活者との有意な差はみられなかった。本研究の知見は、FRTという難治性の睡眠障害の発症メカニズムにτの延長という概日リズム機能の障害が関与することを示唆するが、睡眠恒常性の異常などの複数の要因が多層的に関与していると考えられる。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (14件) (うち招待講演 1件)
Biol Psychiatry
巻: 73(1) 号: 1 ページ: 63-9
10.1016/j.biopsych.2012.06.027
PLoS One
巻: 8 号: 2 ページ: 1-10
10.1371/journal.pone.0056578
Biochem Biophys Res Commun
巻: 425(4) 号: 4 ページ: 902-7
10.1016/j.bbrc.2012.08.008
BMC Neuroscience
巻: 13 号: 1 ページ: 153-153
10.1186/1471-2202-13-153
Journal of Physiological Anthropology
巻: 31 号: 1 ページ: 31-31
10.1186/1880-6805-31-7
気分調節の特徴.時間生物学
巻: 18(2) ページ: 68-75
http://chronobiology.jp/journal/JSC2012-2-068.pdf
時間生物学
巻: 18 ページ: 68-75
Chronobiol Int
巻: 29(2) 号: 2 ページ: 3220-226
10.3109/07420528.2011.641045