研究課題/領域番号 |
23780046
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物病理学
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研究機関 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
飯田 祐一郎 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜茶業研究所・野菜病害虫・品質 研究領域, 研究員 (00456609)
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研究協力者 |
PIERRE J. G. M. de Wit Wageningen大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 植物病原糸状菌 / トマト葉かび病 / エフェクター / Avr / Cladosporium fulvum / レース / 寄生性 / Avr5 / 国際研究者交流 / 一塩基多型解析 / 国際研究者交流(オランダ) |
研究概要 |
トマト葉かび病菌はエフェクター遺伝子を変異することで、宿主トマトが持つCf抵抗性遺伝子による抵抗性を回避する。日本で分離された123菌株についてエフェクター遺伝子配列を決定した結果、変異様式は(i)フレームシフト変異、(ii)Avr2へのトランスポゾンの挿入、(iii)Avr4とAvr4Eの点突然変異、(iv)Avr4EとAvr9の遺伝子の欠落、のたった4パターンであることが明らかとなった。さらに、新規エフェクター遺伝子の単離を目指し、感染葉アポプラスト液のプロテオミクス解析とRNAseqによる発現解析によりエフェクター候補を選抜した。これら候補タンパク質の中から、抵抗性遺伝子Cf-5をもつトマト品種への抵抗性反応によりAvr5遺伝子が同定され、本遺伝子が1.8Mbの小型染色体に座乗していることが明らかとなった。
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