研究課題/領域番号 |
23780049
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 東京大学 (2013) 帯広畜産大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
馬場 まゆら (高田 まゆら / 馬場 まゆら(高田まゆら)) 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10466807)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生態系サービス / 生物防除 / 形質介在効果 / 斑点米カメムシ類 / イネ害虫 |
研究概要 |
本研究では、環境保全型水田において水田害虫アカスジカスミカメ(以下アカスジ)が水田侵入時にアシナガグモの網に引っ掛かり株元に落下することで、徘徊性のコモリグモ類による害虫の捕食頻度が増加するという仮説を、野外パターン調査や害虫のDNAマーカーを用いたクモ類の胃内容分析等から検証した。 アカスジのDNAマーカーを用いたコモリグモの食性分析により、アシナガグモ密度の高い水田ではコモリグモによるアカスジ捕食率が高まることが示唆された。さらにアシナガグモ密度の高い水田ではアシナガグモの造る網の被度が高い傾向があることもわかった。これらの結果は、本研究の仮説を一部示唆するものであると考えられる。
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