研究課題/領域番号 |
23780068
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
岡崎 伸 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 助教 (40379285)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 根粒菌 / 共生窒素固定 / ダイズ / 3型分泌系 / マメ科植物 / 共生 / III型分泌機構 / 防御応答 / シグナル伝達 / 遺伝子発現 |
研究概要 |
網羅的遺伝子発現解析により、根粒菌Bradyrhizobium elkaniiの3型分泌タンパク質候補としてnopP等を含む複数の遺伝子を同定した。3型分泌系がダイズ根に誘導する遺伝子発現を解析した結果、ENOD40やNINなど既知の共生遺伝子を含む29遺伝子の発現上昇と、カロース合成遺伝子やChalcone synthaseなどの防御応答遺伝子を含む36遺伝子の発現低下がみられた。以上の結果から、マメ科植物との共生において、根粒菌3型分泌系は、共生シグナル活性化と、防御応答遺伝子抑制の二つの役割を担うことが明らかとなった。
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