研究課題/領域番号 |
23780108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
田茂井 政宏 近畿大学, 農学部, 准教授 (70340768)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 植物生化学 / C/Nバランス / 糖シグナル / インベルターゼ / 葉緑体 |
研究概要 |
プラスチド型インベルターゼ(INV-E)変異株(sicy-192)は、ショ糖を含む培地上で緑化が抑制され、光合成系および窒素同化系遺伝子群の発現が野生株とは異なる。そこで、プラスチドから核への逆行性シグナリング(プラスチドシグナリング)のマスターレギュレーターであるGENOME UNCOUPLED1欠損株(gun1-101)とsicy-192の二重変異株を作出し解析した結果、sicy-192で見られた光合成系遺伝子群の発現抑制および窒素同化系遺伝子群の発現誘導は、二重変異株において部分的に回復していたことから、sicy-192変異はプラスチド遺伝子発現を抑制し、GUN1を介したプラスチドシグナリングを活性化することにより種々の核コード遺伝子の発現を変化させることが明らかになった。
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