研究課題
若手研究(B)
食品などに含まれる機能性分子は、これまで生活習慣病の予防またはリスク低減に重要な因子であると考えられてきたが、近年、食品や薬剤摂取後に体内で生じる代謝物もまた我々の体調を調節する事例が提唱されつつある。本研究では、薬物代謝反応の過程で生じる硫酸化代謝物の生理機能性の有無や新規な生理機能について探索することを目的とした。硫酸化されやすい特性を持つある種のフェノール性化合物とその硫酸体をモデル化合物として使用し、これらの生理機能性について抗酸化能の視点から比較評価を行った。その結果、硫酸体のほうが前駆体よりも強い生理作用を示す場合があることを見出した。
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