研究課題
若手研究(B)
アカマツ天然集団の景観スケールにおける詳細な遺伝的連結性を明らかにするため、生息域内保存林内の近接した9集団を対象に、散布種子の遺伝的多様性と遺伝的異質性について雌雄の配偶子を正確に区別して解析した。雄性配偶子の遺伝的多様性はどの集団も一様に高く、景観内ではほぼ同質な遺伝的変異を示した。その一方で、雌性配偶子の多様性は成木個体数200未満の集団で低い傾向が見られたとともに、集団間での異質性がより高く、200m程度の範囲内で遺伝的により類似していた。以上の結果は、次世代の遺伝的多様性や他集団との活発な遺伝的交流を確保するための、保存林内の集団サイズや近接集団数等を検討する上での基礎的知見となる。
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