研究課題
若手研究(B)
日本全国約800地点の森林土壌断面調査試料の酸性シュウ酸塩可溶アルミニウム濃度と石礫率から、日本の森林域における土壌への火山灰混入程度を評価した。日本の森林は約2割が火山灰土壌に覆われ、約6割が多少なりとも火山灰の混入した土壌であることが明らかとなった。火山灰混入程度が高い土壌は火山近傍に分布し、火山近傍以外では平坦地形面に多かった。火山灰混入程度が強いほど土壌炭素蓄積量が大きく、土壌炭素蓄積の広域分布には火山灰混入の影響が大きいことが明らかになった。
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日本土壌肥料学雑誌
巻: 84巻 ページ: 38-44