研究課題/領域番号 |
23780243
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
大室 健治 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業総合研究センター農業経営 研究領域, 研究員 (70455301)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 農業経営 / 事業主借入 / 内部資金調達 / 財務分析 / 農業法人 / 役員借入金 / 稲作経営 |
研究概要 |
本研究では、稲作法人経営を対象として、そこでの事業主借入とみなせる役員借入金について、その実態と役割を検討した。その結果、低収益性かつ自己資本比率の低い経営においてそれら内部調達資金が多額になっていること、並びにその機能としては、投資だけでなく短期負債の返済や運転資金への充当といった様々な用途に仕向けられている実態が明らかになった。さらに、そのような内部調達資金に依存する要因として、低収益性であるが故に内部留保を行うことで自己資本を増強していくことが困難となっていることを指摘した。これらのことから、役員借入金等の内部資金調達は、経営の危機的状況に対するいわば応急手当という面では有効な対策といえるが、それに過度に依存することは根本的な問題解決の先送りになると考えられる。
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