配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
研究概要 |
本研究では,過剰な土壌流出によってサンゴ等の生態系への影響が深刻な沖縄地方を対象とし,土壌侵食に伴って生じる有機炭素流出に着目し,土砂・炭素の動態を現地観測および解析によって評価した。農地における現地観測の結果,土壌の炭素貯留機能は土地利用や農地の管理方法によって顕著に異なることが分かった。河川における観測を実施した結果,土砂流出に伴い有機炭素流出が顕著であった。流域スケールにおけるモデルを用いた解析の結果,不耕起栽培やマルチング等の営農的対策が流出量削減のために有用であることがわかった。
|