研究課題/領域番号 |
23780260
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業環境工学
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研究機関 | 岩手大学 (2012-2013) 宮城大学 (2011) |
研究代表者 |
折笠 貴寛 岩手大学, 農学部, 准教授 (30466007)
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研究協力者 |
田川 彰男 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 教授 (90216804)
椎名 武夫 独立行政法人農業食品産業技術総合研究機構, 食品総合研究所, ユニット長 (40353974)
小出 章二 岩手大学, 農学部, 准教授 (70292175)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 遠赤外線乾燥 / L-アスコルビン酸 / 抗酸化活性 / 消費電力量 / 積算温度 / ライフサイクルアセスメント / ブランチング / 反応速度 / コマツナ / キャベツ / キウイフルーツ / 色彩変化 / 乾燥モデル / カロテノイド |
研究概要 |
本研究は,遠赤外線乾燥の農産物分野への利用した際の最適乾燥条件の検討に必要な乾燥特性,品質変化,消費電力量について検討を行った.同じ乾燥温度の場合,L-アスコルビン酸残存量は遠赤外線併用乾燥の方が有意に大となった.品質変化の指標として積算温度を評価項目として導入した.キウイフルーツの乾燥過程におけるL-アスコルビン酸は一次反応速度式で,抗酸化活性は0次反応速度式で近似された.また,キャベツの遠赤外線乾燥における消費電力量は,熱風乾燥と比べて約17%少なくなることも示された.これらの結果は,遠赤外線による青果物の乾燥過程における品質の管理や制御,または最適乾燥条件の検討に有益となると考えられる.
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