研究課題/領域番号 |
23790054
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
近藤 次郎 上智大学, 理工学部, 助教 (10546576)
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研究協力者 |
HANESSIAN Stephen モントリオール大学, 教授
BAASOV Timor テクニオン工科大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 薬剤耐性菌 / 抗生物質 / リボソーム / X線結晶解析 / ドラッグデザイン / X線結晶解析 |
研究概要 |
アミノグリコシドは様々な細菌に対して殺菌効果を示す抗生物質であり、細菌リボソームの活性部位Aサイトに結合することでタンパク質合成の正確性を低下させる。これに対して細菌は、リボソームRNAの1408番目のAをGまたは1-methyl-Aに変異させることで薬剤耐性を獲得する。申請者は本研究で、薬剤耐性菌がもつ変異型リボソームRNAの立体構造をX線結晶解析によって明らかにし、薬剤耐性獲得メカニズムを分子レベルで解明した。さらに得られた構造情報を基に、薬剤耐性菌や感染性原虫にも効く新規薬剤のデザインにも成功した。
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