研究課題/領域番号 |
23790056
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
深水 啓朗 日本大学, 薬学部, 准教授 (20366628)
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研究協力者 |
尾関 哲也 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 教授 (60277259)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | コクリスタル / メカノケミカル / アセトアミノフェン / ベタイン / 製剤学的応用 / 医薬品共結晶 / cocrystal / ナノ粒子 / 混合粉砕 / 噴霧乾燥 |
研究概要 |
本研究で検討した薬物のコクリスタル(Cocrystal,共結晶)化は,原薬の化学構造を修飾することなく,その固体物性を改善することができる製剤技術である.本研究ではアセトアミノフェンをモデル原薬として,コクリスタルの形成過程をナノレベルで解明することを試みつつ,メカノケミカル反応を用いた探索スクリーニングにより,新規な共結晶3種類を見出すことができた.また,そのうちベタイン(トリメチルグリシン)とのコクリスタルについては,打錠特性や溶出性といった製剤学的特性の改善について有用な成果が得られた.また,ナノグラムスケールの微細なコクリスタル結晶の調製と顕微ラマン分光による評価を達成した.
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