研究課題/領域番号 |
23790085
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西野 美都子 大阪大学, 産業科学研究所, 特任助教(常勤) (30510440)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 多剤耐性 / 薬剤排出 / トランスポーター / 細菌 / 感染症 / サルモネラ / 化学療法 / 病原性 |
研究概要 |
近年、抗生物質が効かない多剤耐性菌の出現・感染拡大が医療現場において、国際的に大きな問題となっており、感染症の克服は極めて重要な課題となっている。我々は、サルモネラのゲノム情報をもとに、数多くの多剤排出トランスポーター遺伝子を同定してきた。さらに、これらトランスポーターが、病原性発現制御にも関与していることを明らかにした。本計画では、病原細菌に潜む排出トランスポーターによる多剤耐性化と病原性の制御機構を明らかにすることができた。本成果は、薬剤耐性化を克服しながら病原性を軽減することのできる、新しい感染症治療法の開発に、繋がると強く期待される。
|