研究課題
若手研究(B)
本研究では、抗-ヒストンH1ミモトープモノクローナル抗体(SSV mAb)が免疫寛容を誘導する医薬品になりうるかどうか実験動物を用いて評価し、その免疫抑制メカニズムを解明することを目的とした。SSV mAbはIL-2産生を抑制することなくラット混合リンパ球反応を抑制した。SSV mAbは3つのラット脾細胞表面抗原を認識した。ラット異所性心移植モデルへのSSV mAbの投与は急性拒絶反応を抑制しなかった。この結果から、SSV mAb はin vivoにおいて免疫抑制剤として機能しないと結論する。
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Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 431 号: 2 ページ: 246-252
10.1016/j.bbrc.2012.12.125