研究課題/領域番号 |
23790095
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
|
研究機関 | 岐阜薬科大学 (2012-2013) 千葉科学大学 (2011) |
研究代表者 |
金子 雅幸 岐阜薬科大学, 薬学部, 講師 (10322827)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 小胞体ストレス / ERAD / アルツハイマー病 / 酸化ストレス / 不溶化 / アミロイドβ / ユビキチンリガーゼ / HRD1 / 4-ヒドロキシノネナール / 質量分析 / ノックアウトマウス / ERAD / タウ / 凝集体 |
研究概要 |
これまでの研究で、小胞体のタンパク質分解系に関与するヒト新規ユビキチンリガーゼ遺伝子HRD1がアルツハイマー病(AD)発症に関わるアミロイドβ(Aβ)の前駆体タンパク質(APP)の分解を促進することで、Aβの産生量を減少させることを見いだした。さらに、AD患者の死後大脳皮質においてHRD1のタンパク質量が低下していることを明らかにした。本研究では、HRD1の減少の原因としてHRD1タンパク質の不溶化の可能性を示し、酸化ストレスによってHRD1が不溶化することを証明した。以上の結果を通して私たちは、AD発症機構にHRD1不溶化によるタンパク質分解系の破綻が関与する可能性を初めて明らかにした。
|