配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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研究概要 |
研究代表者らは最近, 熱帯・亜熱帯産のバンレイシ科植物から単離されるアセトゲニン類と呼吸鎖阻害系殺虫剤のハイブリッド化合物が強力な抗腫瘍活性を持つことを見出した. そこで新規抗がん剤へと開発するにあたり必要となる作用機序の解明研究に着手した. その結果, 二度の不斉アルキニル化反応を鍵反応とする蛍光標識化ハイブリッド型アセトゲニンの収束的な合成に成功し, それを用いることによりハイブリッド型アセトゲニン類はミトコンドリアに局在することを明らかにした. また, アフィニティカラム法による標的タンパク質の単離を目的に, 末端アミノ基を有するハイブリッド型アセトゲニン類の合成も行った.
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