研究課題
若手研究(B)
Complex II選択的阻害剤atpenin A5の更なる詳細な構造活性相関研究を行い新規抗寄生虫薬の創製を目指した。いずれの新規誘導体も著者らが確立したatpenin A5の全合成経路を応用する事で、効率的に種々の誘導体合成を行うことができた。今回明らかとした側鎖部の詳細な構造活性相関は、今後の更なる新規誘導体の設計における重要な知見となり、atpenin A5を基盤とした新規抗寄生虫薬創製へ向けた重要な基礎を構築することができた。
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