研究課題
若手研究(B)
RNAは転写後に構造修飾を受けることで本来の機能が発現する。RNAを人工的に修飾することが可能になれば、mRNAまたはmiRNAをはじめとしたncRNAの機能制御や解明ができると考えられる。そこで本研究では、(1)標的塩基への架橋反応、(2)光照射による架橋構造の一部脱離、という2段階反応にて標的RNAの反応点を厳密に制御した修飾化を行うための人工核酸の設計・開発を目指すこととした。本研究期間中には最初の段階である架橋反応が非常に短時間で完了する新しい人工核酸である6-ビニルプリンの開発に成功した。
すべて 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (13件) 備考 (1件)
Bioorg. Med. Chem. Lett.
巻: 22 号: 12 ページ: 3870-3872
10.1016/j.bmcl.2012.04.123
Nucleosides Nucleotides Nucleic Acids.
巻: 31 号: 10 ページ: 752-762
10.1080/15257770.2012.726756
Organic & Biomolecular Chemistry
巻: 9 号: 8 ページ: 2579-2585
10.1039/c0ob00819b
http://www.ph.sojo-u.ac.jp/~simoto/index.html