研究課題
若手研究(B)
近年、ダイオキシン類の受容体であるAhRの糖・脂質代謝への関与が示唆されている。そこで、肝臓特異的AhR欠損(L-AhR KO)マウスを用いてエネルギー代謝におけるAhRの役割を解析した。L-AhR KOマウスは、インスリン感受性の増加を伴った体重量の減少を示した。また、その分子メカニズムとしてL-AhR KOマウスにおける血中レプチン量の増加による摂食シグナル抑制が示された。さらに、L-AhR KOマウスにおけるこれらの作用はレプチン欠損マウスにおいて消失した。これらの結果は、肝臓AhRが脂肪細胞由来ホルモンであるレプチンの発現制御を介してエネルギー代謝制御に関与していることを示唆している。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (36件) 備考 (1件)
Mol Pharmacol
巻: Vol83 ページ: 1133-1140
Drug Metab Dispos
巻: Vol41 ページ: 1-11
巻: 83 号: 5 ページ: 1133-1140
10.1124/mol.112.083303
巻: 41 号: 1 ページ: 1-11
10.1124/dmd.112.048694
榛葉繁紀肥満研究(日本肥満学会)
巻: Vol18 ページ: 21-26
10030569600
Endocrinol
巻: Vol25 ページ: 1612-1623
http://www.pha.nihon-u.ac.jp/eisei.html