配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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研究概要 |
肝薬物代謝酵素発現に及ぼす各種尿毒症物質の影響について検討を行った.その結果,インドキシル硫酸(IS) ,p-クレジル硫酸(PCS)及び CMPF 添加群では,添加濃度依存的な CYP2E1 及び SUL T1A1 発現量の上昇が観察された. 一方, intact PTH は SUL T1A1の発現量を上昇させることを見出した.さらに,PCS による尿細管障害の分子機構について検討したところ,PCS は有機アニオントランスポータ(OA T)を介して尿細管上皮細胞に取り込まれた後, NADPH oxidase の活性化を介して活性酸素種(ROS)の産生を亢進させた. この時, TGF-bの発現が亢進することで尿細管障害/腎線維化が惹起されることを見出した.
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