研究課題/領域番号 |
23790244
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 北海道大学 (2012) 新潟大学 (2011) |
研究代表者 |
山口 聡一郎 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 特任助教 (50596864)
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研究協力者 |
日比野 浩 新潟大学, 大学院・歯学総合研究科, 教授 (70314317)
山口 賢一 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (50108023)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 内耳 / 血管条 / 陽イオンチャネル / 重炭酸イオントランスポーター / NBCe1-B / 内耳蝸牛 |
研究概要 |
内耳血管条におけるpH調整機構の一端を明らかにするために以下の実験を行った。RT-PCR法により、起電性ナトリウム・重炭酸イオン共輸送体の一つであるNBCe1-Bが血管条に発現することが示された。組織学的実験により、血管条の基底細胞と思われる細胞にNBCe1-Bが発現することが示唆された。麻酔下のモルモットを用いた内リンパ電位測定の実験において、外リンパ液へのNBCe1-B阻害薬であるDIDSの適用により、内リンパ電位が低下したことから、NBCe1-Bが内耳血管条におけるpH環境を正常に保つことに関与している可能性が示唆された。
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