研究課題/領域番号 |
23790271
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中村 佳子 京都大学, 生命科学系キャリアパス形成ユニット, 研究員 (60548543)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 温熱生理学 / 生体恒常性 / プロスタグランジン / 発熱 / 視索前野 / 遺伝子改変動物 / 光遺伝学 |
研究概要 |
発熱惹起に関わる中枢機構の核心部の解明を目的とし、プロスタグランジンEP3受容体を発現する視索前野ニューロン(EP3ニューロン)の多面的解析を行った。トランスジェニックラットとウイルスを新規に作製することで、EP3ニューロン特異的に任意のレポーター遺伝子を発現させるシステムを構築することに成功した。このシステムを用いて、EP3ニューロンの脳内のすべての軸索投射先を同定した。また、EP3ニューロン特異的に光感受性チャネルを発現させ、その神経活動を光操作することで、褐色脂肪熱産生活動を変化させることに成功した。現在、EP3ニューロンの電気生理学的特性を、パッチクランプ法を用いて解析中である。
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