研究課題
若手研究(B)
培養アストログリア細胞において、IFN-β、IL-1βおよび TNF-αを処置すると濃度依存的にIFITM3 遺伝子の発現が増加した。PolyI:C 誘発性 IFITM3 の遺伝子発現増加は、NFκB の阻害剤である helenalin を前処置しても抑制されなかった。一方、IRF3 の上流に存在する TBK-1 の阻害剤の前処置により PolyI:C 誘発性 IFITM3の遺伝子発現増加は有意に抑制された。以上の結果より、PolyI:C により誘導される IFITM3 の遺伝子発現には TBK-1 から IRF3 を介した経路が重要であることが示唆された。
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Glia
巻: 61 ページ: 679-693
巻: 61 号: 5 ページ: 679-693
10.1002/glia.22461