研究課題/領域番号 |
23790299
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
中野 大介 香川大学, 医学部, 助教 (30524178)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 腎臓 / 糖尿病性腎症 / 細胞老化 / レニン・アンジオテンシン系 / p21 |
研究概要 |
糖尿病動物における腎臓の老化について検討した。糖尿病を発症したマウスおよびラットでは非糖尿病動物と比べて、腎臓の尿細管において細胞周期調節分子 p21が活性化することにより老化が進んでおり、これが更に腎臓において炎症惹起因子 TNF-α を誘導することにより病態を増悪させていることがわかった。糖尿病治療により、この腎臓老化は改善することから可逆的で治療可能な現象であることも証明された。本研究は腎臓老化が糖尿病性腎症治療のターゲットになる可能性を示したものである。
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