研究課題/領域番号 |
23790313
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理学一般
|
研究機関 | 独立行政法人国立長寿医療研究センター (2012-2013) 独立行政法人理化学研究所 (2011) |
研究代表者 |
添田 義行 独立行政法人国立長寿医療研究センター, 分子基盤研究部, 研究員 (10553836)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | タウ凝集阻害剤 / タウ / 凝集 / イソプロテレノール / スクリーニング / 化合物 / 認知症 |
研究概要 |
認知症は高齢社会に伴って患者数が増加している。その内、アルツハイマー病や前頭側頭葉変性症の一部の疾患はタウ蛋白質が脳内に沈着することから、タウオパチーで総称される。従って、タウは疾患を超えて認知症病態に関与すると考えられ、タウ標的薬剤は認知症治療薬として有望である。そこで、本研究ではタウを標的とした化合物の探索研究を行った。その結果、タウによる毒性を抑制する新規タウ凝集阻害剤の同定およびその凝集阻害機構の解明をすることができた。これらの成果より、現在では臨床試験およびその阻害機構を元にした創薬研究が始まりつつある。以上より、本研究は認知症治療薬の開発の一助となる基礎研究成果の提供に寄与した。
|