研究課題/領域番号 |
23790321
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
加藤 恭丈 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 講師 (40397914)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ゲノム医化学 / エピゲノム制御 / 転写制御 / S-アデノシルメチオニン / メチオニンアデノシル転移酵素 / 細胞内局在 / プロテオミクス解析 / メチル基転移酵素 |
研究概要 |
エピゲノム制御において、DNAやヒストンなどのメチル化修飾は根幹的な役割を担う。これら核内のメチル化反応は、他の多くの生体内メチル化反応と同様にS-アデノシルメチオニン(SAM,またはAdoMet)をメチル基供与体とする。SAMは、メチオニンとATPを基質としてSAM合成酵素(MAT)により生成される。MATアイソザイムであるMATIIは、触媒サブユニットαと機能未知のサブユニットβから構成され、いずれも酸化ストレス応答や細胞分化に関わるMafKによる転写抑制に関わる。本研究では、MafK-MATIIによって制御される遺伝子の探索と、エピゲノム制御に関与するメチル基転移酵素の同定をおこなった。そして、MATIIとヒストンメチル基転移酵素SETDB1が相互作用して、COX-2遺伝子のエピゲノムと転写抑制化との共役制御の存在が明らかになった。
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