研究課題
若手研究(B)
乳がん幹細胞を制御する重要な分子メカニズムのひとつとして、HRG/ErbBシグナルを同定した。ErbBシグナルはPI3K/NF-κBを介して乳がん幹細胞の維持に関わっていることを見出し、増殖因子と炎症応答パスウェイのクロストークが重要であることを示した。さらにPI3K下流ではIGF2シグナルが活性化することが乳がん幹細胞の維持に必要であることを明らかにした。また、HRGおよびIGF2によって発現誘導される遺伝子signatureは乳がん悪性度や転移/再発等の予後と強く相関したことから、これらの増殖因子シグナルにより乳がん幹細胞が維持されることで乳がん悪性化につながることが示唆された。
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