研究課題
若手研究(B)
胃癌の中には発生初期の幼若な細胞分化を示し、SALL4やClaudin-6等の胚性幹細胞マーカーを特異的に高発現する一群が存在することを明らかにした。これらはAFP産生胃癌を含む肝転移を来たしやすい胃癌であることを示し、また治療ターゲットであるHER2陽性率が比較的高いことを見出した。一方、転移が稀な低悪性度胃癌として、腸型腸高分化型胃癌の臨床病理学的特徴を明らかにした。
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