研究課題/領域番号 |
23790405
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大石 善丈 九州大学, 医学研究院, 講師 (60444824)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 卵巣明細胞腺癌 / 酸化ストレス / 遺伝子異常 / 明細胞腺癌 / 子宮内膜症 / 腺線維腫 |
研究概要 |
卵巣明細胞腺癌において酸化ストレスマーカー(COX2、iNOS、8-OHdG)の免疫染色を行った。COX2、iNOS、8-OHdGは淡明細胞を主体とする明細胞腺癌の62%、36%、55%で発現を認め、好酸性細胞を主体とする明細胞腺癌の77%、67%、77%で発現を認めた。類内膜腺癌ではCOX2 75%, iNOS65%, 8-OHdG 0%で、8-OHdGの発現のみに差を認めた。しかし細胞の淡明化を呈する類内膜腺癌では8-OHdG発現を66%の症例で認めた。以上の結果より、明細胞腺癌は類内膜腺癌に比較し、強い酸化ストレスにさらされていることが示唆され、8-OHdG発現は細胞の淡明化と関連していると考えられた。
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