研究課題/領域番号 |
23790406
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
三浦 史郎 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (80513316)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 食道上皮内腫瘍 / 扁平上皮異形成 / ゲノム不安定性 / 53BP1 / DNA損傷応答 / 食道上皮内癌 / 異形成 / 腫瘍マーカー |
研究概要 |
多くの腫瘍化過程にはゲノム不安定性(GIN)が関与し、悪性度と相関する。食道がん化過程における GIN の発現意義について解析した。GIN の指標として、53BP1 という DNA 二重鎖切断部位に集簇する蛋白を用いた。扁平上皮内腫瘍の異型度が増すにつれ、53BP1 の発現が増加していた。食道扁平上皮がん化過程では GIN の関与があり、癌化に伴い DNA 損傷応答の破綻が示唆された。蛍光免疫染色における 53BP1 の発現は、食道上皮内病変における悪性度の推定指標となると考えられる。
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